神出鬼没で出会うと幸せになれるドクターイエロー。
惜しまれつつもT4編成は今春引退してしまいました。
昨年秋、T4編成に体験乗車する事が出来たので、遅ればせながらご報告です。
2024年10月12日(土)新大阪ー博多間乗車
「923形新幹線電気軌道総合試験車」
ドクターイエローにはT4(東海)T5(西日本)の2編成ありました。車両は東京から博多まで通して検測運転されますが、検測員は必ず鳥飼車庫で社員交代されるそうです。
早速車両内部をご紹介します。
1号車 電気検測室
博多方が信号、無線測定台、東京方が電力測定台です。主に電気系のモニター室です。
通路脇の機器カバーに車両で唯一Dr.YELLOW と書かれてます
2号車 高圧室
高圧機器とレーザー装置などが設置されてます。
3,5号車 観測ドーム
前後両方向観測できるように2カ所のドームがあります。目線が屋根上でパンタグラフがよく見えます。
今は遠隔カメラで、ここに人が座って観測することは滅多にないそうです。
夜間走行だったのでスパークが花火みたいに綺麗でした。
謎の窓だけ空間とトイレ前の洗面はミニキッチン台でした。
4号車 軌道検測室
4号車だけ床が高くなっていて床下には軌道検測する特殊な台車が設置されているそうです。レールの歪みなど0.1mm単位の精度で検測されます。
車内からは分かりませんでしたが、4号車の屋根だけ白色の特殊塗料で精密機器を太陽熱の影響が出ないよう工夫されているそうです。
連結部幌養生の下は無数の配線でした。
6号車 資材搭載車+応接室
各号車の乗降ドアは資材搬入できるよう幅広です。
応接室は今回添乗員さんの控室だったので写真は撮れませんでした。
各車両車内通路は狭いですがデッキは広いです。
7号車 座席車(50席)
懐かしい700系の座席そのままでした。
普段は座席番号がないそうですが、今回の為に貼ったそうです。
なぜ引退するのか?質問したところ
元車が700系で老朽化もあるが270kmまでしか出せず、山陽新幹線区間300kmに近い営業運転してるニーズに合わなくなってしまったこと。計測機器の進化小型化でN700s系営業車でも計測可能になったためとの説明でした。今後は営業車から計測データを中央指令に送って、地上の高性能コンピュータでより細かく演算されるそうです。日々の安全運行のために日進月歩されてる姿に感銘を受けました。
ドクターイエローに体験乗車という貴重な機会を頂けたことに感謝すると共に、これからも精進してまいります。
お読みいただきありがとうございました
♪栗田信生♪
おまけ 当日の行程と新下関でのプチ撮影会